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THE VIRGIN SUICIDES by Sofia Coppola

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アメリカ人映画監督でプロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーであるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の作品集。 作者にとって初の長編映画監督作品「ヴァージン・スーサイズ(英題:The Virgin Suicides)」(1999年)公開から25周年を記念して刊行された一作。 映画の撮影にあたり作者は、イギリス人ファッション・フォトグラファーであるコリーヌ・デイ(Corinne Day)を撮影現場に招いた。 1990年代において象徴的な存在であったモデルたちを飾らない粗野な乱れた姿で写真に収めることで知られていたコリーヌ・デイ。 女性美の表現において、作者とコリーヌ・デイの二人は、好敵手に出会ったような関係性であった。コリーヌ・デイの写真は、何からも影響を受けていないような、女性から共感を呼ぶありのままの女性像を描いた作者のデビュー作と見事に呼応していた。本書は、コリーヌ・デイが撮影した当時のネガフィルムを用い作者によって編集されており、リズボン家の姉妹と彼女たちが過ごす郊外の虚飾が描く謎めいた舞台に、魅惑的でありながらこれまでにない洞察を与えてくれる。 コリーヌ・デイの写真を見ると、作者のセットが魅せるみずみずしく豊かな神秘性が、若き俳優陣の撮影中やその合間の姿にも表れている。彼らの自然なままの姿勢や物思いにふける表情を見ると、撮影現場において共に作品を作っているという密な環境、関係性が反映されているのがわかる。セットや衣装デザインの断片が示唆的に登場しており、十字架、ピンクのレースの下着、ホームカミング・パーティー用のドレス、美容用品、タフィーアップル(りんご飴)など、これらすべてが作者によって描かれた「思春期の憧れと抑圧」を表現する上で重要な役割を果たしている。 作者と本映画の原作者であるジェフリー・ユージェニデス(Jeffrey Eugenides)による書き下ろしテキストも収録、ユージェニデスのオリジナル作品と、カルト的な人気を誇るこの映画化作品との間で繰り広げられた対話は我々を夢中にさせるに違いない。

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